二人ゴトDVD

なんか今「二人ゴト」って書いて、ああ、今って「。」とか付けないんだなあ、ってふと思った。昔はタイトルでもユニットでも何でも「。」を付けるのがはやってて、それこそ「娘」以上に「。」が重視されてたなあ、なんて、ちょっと懐かしく思った。(それ考えると、この日記のカテゴリ名って古いかも)
どうでもいい前置きが長くなったけど、まあ、そんなわけで、「二人ゴト」のあやみき編を見たんだけど、事前に情報を仕入れすぎて失敗。感動が薄くなっちゃったというか。それと、この前のあややのANNがかなり濃かったので(笑)。いや、これ(二人ゴト)はこれで楽しかったんだけどね。
なんだろう。自分の中であややが攻めてミキティが守る、みたいな構図が出来上がってたんで、久しぶりに見たら、何なの、この成熟した感じ、みたいな。ちょっと前まで、柑橘系のフルーツジュースだったのに、今や熟成されたワイン?ウィスキー?みたいな。たとえがわけ分かんなくなってきたけど。
まず気になったのは、あややの落ち着きっぷりね。「知ってる」「分かってる」みたいな感じ。これって完全に男の感覚なんだけどね。お前のことは全部知ってるし、お前の気持ちも十分分かってる、みたいな。それと、ミキティの女っぽい(失礼!)感じね。いや、昔が男ってわけじゃなくて、つまり、子供っぽかったんだよね。ちょっと。それがちょっとオトナになったかなあ、っていう。
そんな感じで、今回は(というか、最近は)、ミキティあややをなじって、あややはそれをはぐらかす、みたいな構図で話が進んでいくわけです。なんかねー、これはこれでいいんですけどね。ミキティの表情がくるくる変わって、ファンとしては見ていてすごく楽しい。けど、あややの方が感情を表にはっきりとは出さなくて、まあ、じわじわっとは出てるんだけど、そこら辺がなんかじれったいなあと。なんだろうね。片方がすごく熱くなってると、もう片方は冷静になるって、やっぱりそういうバランスになるのかな。
内容をポイントだけ。シーパラダイスで遊んでいるところは、もうとにかく仲がいい、っていうのがよく分かる。ここでは2人は対等で、まあ、どっちかというと妹キャラを発揮しているミキティが、やりたいようにやってる感じは強いけど、そんなに強烈なわけでもなくて、お互いボケでもあるし、ツッコミでもあるし、同じところで笑い、やられたらやりかえす、みたいな感じ。
トークのところは、ちょっと書いたように、あややが男でミキティが女、みたいな構図。

みき「どうするの?これからあたしたち。あたしたちどうなるの?」
あや「2人のこれからね」
(みき:左上を見上げるようにして少し微笑む)
あや「変わりなく」
みき「冷めてる!」(驚きの表情で)

ってくだりは、すごい。どうするの?とか、どうなるの?って言われたって、どうにもなんねえよ、変わんねえよ、っていうのは、まるで男の発想で、つまり、これは愛情確認ですよ(断言)。どんなに仲良くなったって、漠然とした不安みたいなものは片隅に残ってて、だから時々、分かってるけど確認したくなる、ってのが情でしょう。
冗談で「(隠し事)いっぱいあるよ」とあややに言われたときの、ミキティの表情ときたら!リアクションも返せないほどの落ち込みっぷり!リアルガックシ!さすがに、あややもすぐにフォロー入れてたけどね。つながりを確認するものって、いくらあっても足りないくらいだから。まっすぐに訊かれたら、まっすぐに応えてやんなよって、そういうとこにじれったく感じたわけです。しかしまあ、ミキティは直球だよね。
でも実際は、あややミキティにアーンして食べさしたりとか普通にしてて、ヤキモキする要素なんてないんだろうけどね。何かこの前のANNについても書きたくなってきたなあ。次回に。