特番の感想をぼつぼつと書こう(2)

ウンナンSP」で注目して見ていたのは、フラフープ世界記録とあややの脱出マジックぐらいかな。フラフープの方は世界記録がどうとかよりも、ミキティがノリノリではじゃいでるところが、見ていて楽しかった。ちょっと前まで、ゲームといえばムキになったり、必死になったり、あるいは無関心だったりっていう印象が強かったけど、最近は本当に楽しんでいるみたいで、心に余裕というか、ゆとりみたいなものが出来たのかなあ、と思う。
脱出マジックの方は、何というか、うまく整理できていない。マジックが最初の筋書きとはあらぬ方向へ行って、失敗、大惨事かと思いきや、これも演出、マジックだったというオチなんだけど。見ていて不自然だなあ、と思うところはいくつかあって、でも100%演出だという確信も無く、無事な姿を見るまでは安心できなかった。生放送で事故があった例は過去にもあるし、万が一ってこともあるからね。それで、マジックだって分かった時には、ヤラセに対する怒りよりもまず、これが事故じゃなくて良かったって思う、それだけだった。いい番組、いい演出だったかといえば、決してそうではない。卑怯な手口だし、別のやり方があるだろうと思う。でも、そういう危機的状況だからこそ、見られる表情(特にミキティの涙には感動した)もあるわけで、それを見てあったかい気持ちになれたのも事実。だから、何だか複雑な気分だ。