明けまして

正月なので実家に帰った。初詣に行ったり、江ノ島に行ったり、映画を見たりと、久しぶりに正月らしい正月を過ごして、楽しかったのだけど、普段一人で暮らしているためか、自分の部屋に戻ったら、なんだか急にホッとした。映画は「ラスト サムライ」と「ファインディング・ニモ」で迷って(本当は「ブルース・オールマイティ」が見たかったけど、ジム・キャリーは好き嫌いがありそうだし、僕だけしか楽しめそうに無かったので、何も言わずにいた)、結局はまあ正月ってことで「ニモ」にしたんだけど、思ったよりも子供向けの、冒険ものの映画で、それほどリアルでも感動的でも無かった。僕らは「ニモ」の話題で盛り上がることも無く、映画館を出たときには気持ちを切り替えていた。
年末年始で特番はいろいろあったけど、いちばん面白かったのは「かくし芸」だった。ぜんぜん期待してなかったのに。「テーブルクロス引き」なんて、かくし芸としてはありふれているし、15人だからってすぐ出番は終わるだろうと思ってた。だからマシューの番組であややの新曲が流れたときは、こっち録れば良かったと思った(歌詞覚えたいし)。でも見てみたら意外に出番は多かった。何度も何度も失敗して、最後に成功するんだけど、その過程が明らかにおかしくて。これやらせ(というかネタ)だなと。佐野アナもいるし、いかにも「めちゃイケ」的な。明らかにやらせなんだけど、面白いからまあいいか、っていう。そのやらせも内輪で盛り上がってるんじゃなくて、会場全体を巻き込んでいて、緊張感があるから面白い。よく見たら、きくちPがプロデューサーだった。なるほどね。
ミキティのマジ顔がネタとして活きていたのも良かった。基本が不機嫌顔なのは、知っている人は知っているけど、ネタとして笑いの方向に持って行ったのは、初めてじゃないかなあ。今日のハロモニでも、なっちがネタにしていたし。こんな風にいろんな人がネタにして、みんなの当たり前になっていけばいいなあ、と思う。