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松浦亜弥のコンサートを観に，大宮まで行ってきた．僕が見たのは昼の部．いやあ．何か凄かったなあ．松浦本人もそうだけど，それ以上に観客の熱気に圧倒された．踊る．踊る．一斉に．一つとして乱れが無いのね．会場全体が一つになるって，こういうことなんだなあ，という感じ．
松浦亜弥はリズム感が良いなあ，といつも思う．ダンスが凄いと感じることはあまり無いけど，きちんとリズムに乗っていて，決めるところは決めるから，観ている側も気持ちがいい．こちらもつい身体が動いてしまう．そこにタイミング良く（本当に絶妙のタイミングで）煽りが来るから，そりゃあアナタ，踊らにゃ損でしょ．”会場全体を支配している”って表現．あれ，大袈裟じゃないね．正にコンダクターだ．会場に来た人は，みんな満足して帰ったんじゃないかな．
セットリストは，まあ，詳しくは覚えていないんだけど，「T.W.O」の曲が中心．プラス「夏男」．会場で観た「夏男」は．．．やっぱり印象薄いなあ．最初ガツンと来るけど，だんだんしぼんでいくような．もう一つサビにヤマが欲しい気はする．
「T.W.O」より「First Kiss」．とは今でも思っているけど，会場で観たらクールな松浦亜弥も悪くないな，とも思った．テレビでは大人しいけど，ステージではパワフルでカッコ良い．でもなあ．．．「First」の曲を聴いたときに感じる衝撃というか，衝動というか，得体の知れないものは，そこには無いんだよね．趣味の話になっちゃうけど．
それ以外の話では，例のビデオレター．藤本美貴のリップクリームの話．良かったなあ．「リップじゃなくて，鼻じゃん！鼻じゃん！」なんて，いきなりのテンション上げ，三村風ツッコミに，会場はたちまちクールダウン．個人的にツボ．あれが，藤本節なんで．嬉しそうに話す表情が，僕に幸せを運んでくれました．
それとAtsuko．頑張ってたなあ．とにかく頑張ってた．あのゲストって扱い．どうにかならないのかなあ．